月別アーカイブ: 2013年3月

3.MySQL入門 カラムの操作

ここではMySQLでのカラムの操作について解説していきます。

mysql

tb1

id name age
INT VARCHAR(10) INT

今回はこのテーブルを例として解説していきます。

データ型の変更

ALTER TABLE tb1 MODIFY id VARCHAR(10);

書式
ALTER TABLE テーブル名 MODIFY カラム名 データ型;

実行後

id name age
VARCHAR(10) VARCHAR(10) INT

このようにカラム名とデータ型を指定すればデータ型の変更が可能です。
しかし、カラムにデータが存在する場合「VARCHAR」から「INT」へなどと変更は行うべきではありません。

カラムの追加

ALTER TABLE tb1 ADD regi DATETIME;

書式
ALTER TABLE テーブル名 ADD カラム名 データ型;

実行後

id name age regi
INT VARCHAR(10) INT DATETIME

これでtb1に日付、時刻で登録日を入力できるカラムが追加されました。

カラムを先頭に追加

ALTER TABLE tb1 ADD regi DATETIME FIRST;

カラムの追加で使用したコマンドの最後に半角スペースで「FIRST」を付け加えれば、追加するカラム「regi」が一番最初に追加されます。

カラムを自由な位置に追加

ALTER TABLE tb1 ADD regi DATETIME AFTER id;

カラムの追加で使用したコマンドの最後に半角スペースで「AFTER カラム名」を付け加えれば、指定したカラム名の後にカラム「regi」が追加されます。

カラムの名前とデータ型をまとめて変更

ALTER TABLE tb1 CHANGE name lastname TEXT;

書式
ALTER TABLE テーブル名 CHANGE 変更前のカラム名 変更後のカラム名 変更後のデータ型;

実行後

id lastname age
INT TEXT INT

今回の変更では「VARCHAR(10)」から「TEXT」にデータ型を変更しただけなので、もともとのデータには影響はありませんが、「TEXT」から「VARCHAR(10)」と変更してしまうと、元のデータが10文字に切れてしまうので注意して変更するようにしてください。

カラムの削除

ALTER TABLE tb1 DROP id;

書式
ALTER TABLE テーブル名 DROP 削除するカラム名;

実行結果

name age
VARCHAR(10) INT

データベースやテーブルやカラム何かを削除するときには「DROP」コマンドを使います。
カラム名を削除すると当然のことですが中のデータも削除されるので注意が必要です。

2.MySQL入門 テーブルの操作

ここではMySQLでのテーブルの操作について解説していきます。

mysql

テーブルの作成

CREATE TABLE tb1(id INT, name VARCHAR(10), age INT);

テーブルの構造

id name age
INT VARCHAR(10) INT

書式
CREATE TABLE テーブル名(カラム名 データ型,・・・);

テーブルを作成するときは「CREATE TABLE」コマンドを使います。
カラム名とデータ型を半角スペースで記述し、カラムごとの記述を「,」で区切ります。
すでに存在するテーブル名を指定した場合エラーになり前からあったテーブルが上書きされる心配はありません。

テーブルの一覧を表示

SHOW TABLES;

「SHOW TABLES」コマンドでテーブルの一覧を表示します。

カラム構造を確認

DESC tb1;

書式
DESC テーブル名;

「DESC」コマンドでテーブルのカラム構造を表示させます。

テーブルとデータのコピー

CREATE TABLE tb2 SELECT * FROM tb1;

書式
CREATE TABLE 新規テーブル名 SELECT * FROM コピーする元のテーブル;

テーブルとデータのコピーには「CREATE TABLE、SELECT、FROM」コマンドを使います。
こうすることでテーブルとデータのコピーができます。

テーブルの構造のみをコピー

CREATE TABLE tb2 LIKE tb1;

書式
CREATE TABLE 新規テーブル名 LIKE コピーする元のテーブル;

テーブルの構造のみをコピーするには「CREATE TABLE、LIKE」コマンドを使います。
こうすることでテーブルの構造のみをコピーできます。

テーブル名の変更

ALTER TABLE tb1 RENAME TO tb2;

書式
ALTER TABLE 変更前のテーブル名 RENAME TO 変更後のテーブル名;

テーブル名の変更をする場合は「ALTER TABLE、RENAME TO」コマンドを使います。
こうすることでテーブル名だけを変更することができます。

テーブルの削除

DROP TABLE tb1;

書式
DROP TABLE 削除するテーブル名;

テーブルの削除には「DROP TABLE」コマンドを使います。
こうすることでテーブルの削除ができます。

1.MySQL入門 データベース

ここではMySQLでのデータベースの操作について解説していきます。

mysql

データベースの作成

CREATE DATABASE db1;

書式
CREATE DATABASE データベース名;

「CREATE DATABASE」、「Create Database」、「create database」は半角であれば大文字小文字の区別はなくコマンドを受け付けてくれます。

データベースの確認

SHOW DATABASES;

今までに作成したデータベースの一覧が表示されます。

データベースの指定

USE db1;

書式
USE データベース名;

使用するデータベースを選択します。

現在使用しているデータベースの表示

SELECT DATABASE();

現在使用しているデータベースを表示させます。

データベースの削除

DROP DATABASE db1;

書式
DROP DATABASE 削除するデータベース名;

データベースを削除します。