3.MySQL入門 カラムの操作

ここではMySQLでのカラムの操作について解説していきます。

mysql

tb1

id name age
INT VARCHAR(10) INT

今回はこのテーブルを例として解説していきます。

データ型の変更

ALTER TABLE tb1 MODIFY id VARCHAR(10);

書式
ALTER TABLE テーブル名 MODIFY カラム名 データ型;

実行後

id name age
VARCHAR(10) VARCHAR(10) INT

このようにカラム名とデータ型を指定すればデータ型の変更が可能です。
しかし、カラムにデータが存在する場合「VARCHAR」から「INT」へなどと変更は行うべきではありません。

カラムの追加

ALTER TABLE tb1 ADD regi DATETIME;

書式
ALTER TABLE テーブル名 ADD カラム名 データ型;

実行後

id name age regi
INT VARCHAR(10) INT DATETIME

これでtb1に日付、時刻で登録日を入力できるカラムが追加されました。

カラムを先頭に追加

ALTER TABLE tb1 ADD regi DATETIME FIRST;

カラムの追加で使用したコマンドの最後に半角スペースで「FIRST」を付け加えれば、追加するカラム「regi」が一番最初に追加されます。

カラムを自由な位置に追加

ALTER TABLE tb1 ADD regi DATETIME AFTER id;

カラムの追加で使用したコマンドの最後に半角スペースで「AFTER カラム名」を付け加えれば、指定したカラム名の後にカラム「regi」が追加されます。

カラムの名前とデータ型をまとめて変更

ALTER TABLE tb1 CHANGE name lastname TEXT;

書式
ALTER TABLE テーブル名 CHANGE 変更前のカラム名 変更後のカラム名 変更後のデータ型;

実行後

id lastname age
INT TEXT INT

今回の変更では「VARCHAR(10)」から「TEXT」にデータ型を変更しただけなので、もともとのデータには影響はありませんが、「TEXT」から「VARCHAR(10)」と変更してしまうと、元のデータが10文字に切れてしまうので注意して変更するようにしてください。

カラムの削除

ALTER TABLE tb1 DROP id;

書式
ALTER TABLE テーブル名 DROP 削除するカラム名;

実行結果

name age
VARCHAR(10) INT

データベースやテーブルやカラム何かを削除するときには「DROP」コマンドを使います。
カラム名を削除すると当然のことですが中のデータも削除されるので注意が必要です。

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