ここではPHP、Sessionの操作を解説していきます。
Sessionの操作
<?php session_start(); $_SESSION['key'] = 9999; echo $_SESSION['key'];
解説
Sessionを利用する場合は必ず「session_start();」をコールしてください。
SessionはCookieとは違い4Kバイト以上のデータも保持することができ、又、httpヘッダとして返信されるものではないので、機密情報の保持に適しています。
しかし生のパスワードを保存するのは避けましょう。
Sessionの登録、参照には「$_SESSION[‘key’]」をそのまま利用できます。
一度Sessionにセットしたデータは「session_start();」をコールすれば削除しない限り、どのファイルからでも参照できます。
Sessionの有効期限
<?php ini_set('session.gc_maxlifetime', 600); session_start();
解説
phpで変更する場合
Sessionの有効期限はデフォルトで「1440(24分)」に設定されています。
有効期限を変更する場合、「session.gc_maxlifetime」の値を書き換えます、例では「600(60秒x10分)」で10分に設定しています。
.htaccessで変更する場合
php_value session.gc_maxlifetime 600
Sessionの削除
<?php unset($_SESSION['key']); $_SESSION['key'] = ''; $_SESSION['key'] = array(); $_SESSION['key'] = null;
解説
Sessionを削除する場合は「unset();」関数や空の文字列、空の配列、nullを指定することで削除できます。