ここではCakePHP2.xでCookieの使い方についてまとめています。
解説
Cookieコンポーネント読み込み
public $components = Array('Cookie');
Cookieコンポーネントを読み込んでください。
Cookieの書き込み
$this->Cookie->write('key', 'name', false, '5 day');
引数の順番は左からCookieの名前、値、暗号化、有効期限です。
有効期限はtime()+60*60のようにも指定できます。
Cookieを表示
$this->Cookie->read('key');
keyと言う名前の値を取り出せます。
Cookieを削除
$this->Cookie->delete('key');
keyで指定したCookieが削除されます。
全てのCookieを削除
$this->Cookie->destroy();
保存されているCookieを全て削除します。
Cookieのパスを指定
$this->Cookie->path = '/hoge/';
Cookieを保存するパスを設定します。
指定しない場合デフォルトで「/」が指定されます。
Cookieのドメインを指定
$this->Cookie->domain = 'example.com';
Cookieを利用するドメインを設定します。
指定しない場合はデフォルトで「null」となります。
Cookieの値がセットされているのかの判定
if (is_null($this->Cookie->('key'))) {}
Sessionのように「$this->Session->check();」メソッドがCookieにはないため
php.iniのerror_reportingによっては「is_null」関数でチェックしないとエラーになってしまいます。