ここではMySQLでのデータの挿入ついて解説していきます。
tb1
id | name | age |
INT | VARCHAR(10) | INT |
今回はこのテーブルを例として解説していきます。
データの挿入
INSERT INTO tb1 VALUES(1, '田中', 27);
実行結果
id | name | age |
1 | 田中 | 27 |
テーブルにデータを挿入するには「INSERT INTO」コマンドを使います。
書式
INSERT INTO テーブル名 VALUES(データ,・・・);
挿入するデータを「,」で区切り記述してください。
文字列の挿入を行う場合文字列は「”」シングルクォーテーション、「””」ダブルクォーテーションで囲んで記述してください。
カラムを指定してデータの挿入
INSERT INTO tb1 (id, name, age) VALUES(1, '田中', 27);
書式
INSERT INTO テーブル名 (カラム名, ・・・) VALUES(データ, ・・・);
実行結果はデータの挿入と同じになります。
テーブル名後に半角スペースでカラム名をしていすればカラム名を指定してデータを挿入できます。
複数のデータを挿入
INSERT INTO tb1 (id, name, age) VALUES(1, '田中', 27), (2, '山田', 33);
実行結果
id | name | age |
1 | 田中 | 27 |
2 | 山田 | 33 |
書式
INSERT INTO テーブル名 (カラム名, ・・・) VALUES(データ, ・・・), (データ, ・・・);
「VALUES」以下の「()」を1レコードとし「,」で区切り複数定義します。
INSERTのもうひとつの書き方
INSERT INTO tb1 SET id=1, name='田中', age=27;
書式
INSERT INTO テーブル名 SET カラム名=データ;
このように「SET」後を「カラム名=データ」とすることでもデータの挿入が行えます。
実行結果はデータの挿入と同じになります。